賃貸の疑問

賃貸の疑問を回答とともに紹介していきたいと思います。

賃貸はどこで探すのがオススメ?

一昔前は、賃貸物件を探すのに必ず不動産業者へ出向き、いちいち説明して条件に合う物件を紹介してもらう必要がありました。もちろん現在でもこの方法は有効で、大手の不動産屋だけでなく地元密着型の不動産屋では、親切丁寧に物件を紹介してくれます。

人と話しながら物件を探したい人は、この方法を試してみるのが良いでしょう。但し、足で探し回れる物件には数に限りがあり、また、情報が少なくなるため借りたあとに実は不利な条件だったと知ることもあるかもしれません。効率よく、損をしない方法で物件を探していきたいのであれば、やはりインターネットを活用するべきです。


まず、引越し先がだいたい定まったら、家賃の相場を知っておきましょう。多くの不動産賃貸物件情報サイトがありますので、そこでだいたいの条件を入力することで家賃の相場を把握することができます。

 

賃貸情報サイトは、使いやすく、信頼できそうなサイトを選ぶことが大切です。多数の情報サイトがあるなかで、大手のものを選ぶのも良いのですが、わからないことを質問してみて丁寧な返事が返ってくるかなどを調べてもよいですし、口コミを調べてみるのもよいでしょう。


相場を知り、自分の賃貸物件に対する希望をまとめたら、不動産屋さんにコンタクトをとることになります。


このように、現代ではインターネットを活用した賃貸物件探しによって、格段に効率的にたくさんの物件を見て回れるようになりました。情報を正しく把握しておくことが、損をしないためのコツなのです。

 

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賃貸の礼金の謎

不動産物件契約の中でも、住居用の賃貸借物件契約を結ぶ場合の初期費用としては、敷金、礼金、契約の手数料として家賃の一か月分、というのが相場でしょう。

 

この敷金、礼金については、それぞれが家賃の1ヶ月分となっている場合か、二か月分となっている場合とがあります。稀には3ヶ月分という場合もあるようですが。

 

また、最近では敷金のみで礼金はなし、という賃貸借契約も増えてきました。

 

しかし、この敷金、礼金とはそもそも何なのでしょうか。敷金とは賃貸物件の使用によって発生する物件の損傷に対する保証金のことなので、それなりに納得のゆくものなのですが、もう一方の礼金となると、その根拠が今ひとつはっきりしません。

 

礼金という名称からは、家主に対する謝礼金の意味ではと推測できますが、家主に対しては月々の賃料をちゃんと支払い、さらには物件の損傷からくる補修費用についても敷金という形で支払っているのですから、何やら納得のゆかないものと言えます。

 

ちなみに、この物件の損傷に対する保証金である敷金は、賃貸契約の終了時に、賃借人の責任に帰するべきと認められる損傷がなければ、原則として返却されます。

 

物件を使用していれば、日常生活に伴う消耗は当然に発生しますから、そのようなものは敷金の対象となる損傷には含まれず、損傷とはあくまでも不注意や粗雑な扱いによる日常的な消耗を超える範囲のもの、を意味しています。

 

この礼金の根拠については諸説ありますが、礼金は関東地方のもので、元々はまだ地方と首都圏が遠かった時代に、地方出身者の親族が上京させる親族の面倒を見てもらう謝礼金として家主に支払ったもの、と言われています。

賃貸の敷金の使い道とは?

賃貸物件探しをし始めたときに、気になるのが敷金という言葉。敷金がいったい何なのかご存知でしたか。敷金とは、法律上定められているもので、部屋を借りる際に大家さんに預けておくお金のことです。

 

このお金は、賃貸物件の家賃が未払いになったり、退去時の修繕費や清掃費が発生したときに充当されることになっており、退去する場合はそうして差し引かれた金額が返却されることになっているものです。ですから、敷金は支払うお金ではなく、返却される権利のあるお金だということを覚えておきましょう。


もしもすぐに退去することになって、部屋がきれいな状態であればそのまま返ってくるはずのお金です。部屋は退去の際、入居時と同じような状態で引き渡すことになっていますが、日焼けしてしまったものや、ある程度の擦り傷といったものは経年劣化や自然劣化とみなされ、それらに関してお金をとられることはありません。借主が不注意によって破損してしまったり、汚してしまった場合などの修繕に使われることになっているのです。


しかしながら、実際はこの敷金返還にともなってトラブルが多いのも事実です。思ったより返ってこなかった、不当に多くとられた、と感じる借主が多いようです。

 

ですので、契約時にどのような場合にどのくらいのお金を誰が負担するのかはきちんと確認しておき、借主も入居時の写真をきちんと撮っておくなどの防衛手段が必要です。

 

もしも敷金に関して疑問があれば、まずは契約書をきちんと確認し、解決に専門家の助けが欲しければ消費者相談センターなどに相談する必要があります。

賃貸と購入、どっちがいいの?

同じように毎月お金を払っていくのなら、いつかは自分のものになる住宅購入のほうが、お金がなくなっていく一方の賃貸物件より良いのではないかと考えている人がいます。実際のところ、住まいは賃貸と購入、どちらが良いのでしょうか。それぞれのメリット、デメリットについて考えてみましょう。


まず、家を購入するという場合、リフォームやガーデニングといった家そのものに関わる変更が自由自在に可能です。また、自分で住む以外にも誰かに貸したり、売ることもできます。永住できるという安心感がありますし、資産として手元に残しておくことが可能です。

 

家を購入できるだけの社会的信用があるということでもあります。しかしその一方、管理や維持はすべて自分で行わなければならず、その手間や費用はかなりのものがあります。更に、一度購入してしまったらそうカンタンに引っ越すことはできませんし、毎年固定資産税がかかります。ローンを組むというのは借金を負うことなので、不安を感じる人も多いでしょう。


一方の賃貸の良さは、なんといっても身軽であるという点でしょう。生活スタイルの変化に合わせていつでも引越しすることが可能ですし、住まいに不満が生じたらいつでも住み替えられます。また、維持や管理は自分でする必要がありませんし、金銭的負担も少ないものです。かといって、住まいに対する自由度は低く、資産になることはありません。


どちらが正解ということはありませんが、賃貸は合理的であり、購入にはリスクがあります。そのときどきの自分のライフスタイルと、これからの人生をよく考えて決断する必要があるでしょう。

賃貸の契約解除の手順

引越しなどで、住居や店舗などの賃貸物件の契約を解除するには、様々な契約解除の手続きが必要です。


退去日が決まったら、不動産会社や大家などの貸主へ解約する旨を連絡します。


入居時に解約の際は「解約の際は、〇ヶ月前までに連絡する事」と
必ず契約書に記載されていますので、その期日までに連絡をしましょう。


期日を過ぎてしまうと、転居後でも家賃の支払い義務が発生する事がありますので、注意が必要です。
退去後に、家具などが何も無くなった空き室の状態の物件を貸主にチェックしてもらいます。


部屋の状態を調べて、傷や汚れ、破損や紛失など入居した時と退去する時の部屋の状態を比較してもらうのです。
このチェックを元に、入居時に支払った敷金から原状回復費が差し引かれ、借主に返還されます。


ですから、退去時のチェックは可能な限り借主も立ち会った方が良いでしょう。
敷金をめぐってトラブルにならない為に、入居時には部屋の状態をきちんと把握する事が大切です。
初めからあった傷や汚れなどは、貸主に連絡しきちんと記録を残しておきましょう。


また、敷金の返還は契約によって異なります。契約書を確認する事も重要です。
この現状回復費の見積もりは、数日から数週間かかる場合が多い様です。貸主に確認しましょう。


最後に鍵を返却して、賃貸物件の契約解除は終了となります。
そのほか、電気やガス、水道、固定電話などの停止や変更、郵便物の転送届けなどの手続きも忘れないようにしましょう。